朝起きて、首や肩が凝っていて痛い……。そんな経験、ありませんか?
もしかすると、それは枕が合っていないのが1つの原因かも。
枕が体に合っていないと、いくら寝ても快適な眠りに近づくことはできません。
そこで今回は、肩こりの予防や症状の緩和を期待できる枕の選び方のポイントをご紹介します。
肩こりと枕の関係性と、生活に及ぼす影響とは?
肩甲骨が外側に開き、肩が前に出て、背中が丸まる。
そんな典型的な猫背の状態になると、上部僧帽筋に負担が加わり「肩こり」を引き起こします。
そして睡眠時も、頭部・頸部と敷ふとんの間にすき間ができてしまうと、それが肩甲骨を外側に開いた状態にしてしまいます。
寝ている間に無理な姿勢が続いてしまうと、睡眠が浅くなり慢性的な疲労を感じてしまう原因となることも。
また、肩こりによる痛み、頭痛、慢性疲労によって日常生活のパフォーマンスやQOLの低下にもつながります。
だからこそ、肩への負担を軽減する、自分の体にぴったりの枕を選ぶことがとても重要になってくるのです。
【肩こり軽減の枕のポイント1】無理なく寝返りが打てる形になっているか
睡眠中に自由に動くことができなければ、関節や筋肉は固まってしまい、それが痛みや不調の原因となります。
そのため、寝返りが打ちやすい状態を保てる枕を選ぶことが、肩こりを緩和するポイントとなります。
首筋をやさしく支え、後頭部の丸みを自然に受け止める形態のものを選ぶと良いでしょう。
両サイドはやや高めの設計で、横向きに寝た状態で肩の負担を軽減する構造になっているかなどにも着目してみましょう。
【肩こり軽減の枕のポイント2】フィット感があり、自分のサイズに合っているか
サイズ感、特に枕の高さはとても重要です。
一般的には、枕の頂点の高さが女性で5cm、男性で6cm、体格の良い方は7cmが基準となります。
また、首の自然なカーブを維持しながらフィットする形状を選ぶことで、頭の重さが分散され、肩への負担が軽減されます。
枕の高さは人それぞれ違うものですから、すき間をしっかりと埋められる枕が、自分に合った形状の枕ということになります。
MyComfortでは、肩こりにお悩みの方への枕もご用意しています。高さも調節できるのでフィット感を実感しやすいのでおすすめです。
【肩こり軽減の枕のポイント3】熱がこもらず耐久性のある素材かどうか
見落としがちなポイントとしては、耐久性があるかどうかも確認しておきたいところ。
どんなに自分に合った枕を選んでも、すぐに形が変形してしまうとぴったりなサイズを選んだ意味がなくなります。
耐久性があり、熱がこもらず、汗を吸収・放出させてくれる素材を選ぶと良いでしょう。
各素材の買い替え時を把握することで、肩に負担の少ない枕を使い続けることができます。